🌙【いびきがうるさいと言われていませんか?】

日中の眠気、実は命に関わる病気のサインかも


❓こんな経験、ありませんか?

  • 家族に「いびきがひどい」と言われた
  • 夜中に何度も目が覚める
  • 朝起きても、ぐっすり眠った気がしない
  • 会議中や運転中に、強い眠気に襲われる
  • 最近、集中力が続かない
  • 起床時に頭が重く、すっきりしない

それ、もしかすると**睡眠時無呼吸症候群(SAS)**かもしれません。
「いびきくらい誰でもかく」と思っていませんか?
しかし、SASはいびきだけにとどまらない、深刻な病気です。
知らないうちに“窒息状態”を繰り返しているとしたら——?
今こそ、眠りの質を見直すタイミングです。


💤 SAS(睡眠時無呼吸症候群)とは?

正式名称はSleep Apnea Syndrome(スリープ・アプニア・シンドローム)
眠っている間に呼吸が止まる、または極端に浅くなる病気です。


📉 どんな状態?

  • 無呼吸:10秒以上、完全に呼吸が止まる状態
  • 低呼吸:呼吸はしているが、息がとても浅く酸素が十分に取り込めていない状態

これらが1時間に5回以上、または一晩で30回以上起きるとSASと診断されます。


😨 何が起こっているの?

  1. 睡眠中、喉の筋肉が緩む
  2. 気道(空気の通り道)が狭くなる、または完全に塞がれる
  3. 呼吸が止まり、酸素が不足
  4. 脳が「危険!」と判断して目覚めさせる
  5. 呼吸が再開 → 再び眠る → また止まる…

この「目に見えない危機」を、一晩に何十回〜何百回も繰り返しているのです。
本人の自覚がなくても、体は“窒息と覚醒”の連続で疲れ切っているのです。


🧬 SASの2つのタイプ

1. 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)

SASの約90%がこのタイプ。喉の奥が塞がって呼吸が止まるタイプです。

主な原因:

  • 肥満(首周りの脂肪)
  • 顎が小さい・後退している
  • 扁桃腺や舌が大きい
  • アルコール・睡眠薬
  • 加齢による筋力低下

2. 中枢性睡眠時無呼吸症候群(CSAS)

脳の「呼吸をしなさい」という指令が止まるタイプ。
心不全や神経疾患が原因となることが多く、注意が必要です。


😴 SASの症状とは?

🌙 睡眠中の症状

  • 大きないびきがガーッと続いた後、突然静かに(=無呼吸)
  • 息苦しさで夜中に目が覚める
  • 喉が渇いて目が覚める
  • 寝汗をかく

☀️ 日中の症状

  • 強い眠気(会議中や運転中にウトウト)
  • 起床時の頭痛や倦怠感
  • 集中力や記憶力の低下
  • イライラ・気分の落ち込み
  • 性欲の低下
  • 夜間頻尿(何度もトイレに起きる)

🚨 放置するとどうなる?

SASは単なる「いびき」や「眠気」では済まされない病気です。
全身に深刻なダメージを与えます。


🫀 心血管系のリスク

  • 高血圧(SAS患者の約50%)
  • 心筋梗塞:リスク約3倍
  • 心不全・狭心症・不整脈
  • 脳梗塞:リスク約4倍

※SASを治療しないと、血圧や心臓の治療の効果も下がります。


🩸 糖尿病の悪化

  • 血糖コントロールが不安定に
  • インスリンの効きが悪くなる(抵抗性上昇)

🚗 交通事故のリスク

  • 居眠り運転のリスクは7倍!
  • 自分だけでなく、他人も巻き込む重大事故の危険性が…

🧠 認知・精神面への影響

  • 判断力や記憶力の低下
  • 将来的な認知症リスクの上昇
  • うつ状態や意欲低下

😫 生活の質(QOL)の低下

  • 仕事のパフォーマンス低下
  • 家族関係への影響(いびきで迷惑)
  • 外出や運転が不安になる

⚠️ 突然死のリスク

夜間に起こる不整脈・心停止による突然死の報告もあります。


🧬 こんな人は要注意

高リスクの特徴

  • BMI 25以上の肥満
  • 首周りが太い(男性43cm以上、女性40cm以上)
  • 顎が小さい・後退している
  • 男性(女性の2〜3倍)
  • 40〜60代/閉経後の女性
  • 毎晩飲酒する/喫煙習慣がある
  • 睡眠薬を服用している
  • 家族にSAS患者がいる
  • 高血圧・糖尿病・心疾患・鼻づまりがある

意外なケース

  • 痩せている人でも骨格的にSASになることがあります
  • 30代の若い人でも発症することがあります

✅ SASセルフチェック(簡易診断)

Epworth眠気尺度(0~3点でチェック)

状況点数(0: なし ~ 3: ほぼ常に)
読書中
テレビ視聴中
会議などで静かに座っているとき
同乗中、1時間車に乗っているとき
昼寝中(午後)
会話中
昼食後の休憩時
運転中、信号待ちで停止中

合計11点以上 → SASの可能性大!


🧪 SASの検査方法

1. 自宅でできる「簡易検査」

  • 指先と鼻に小型センサーをつけて寝るだけ
  • 酸素濃度・いびき・呼吸の状態を測定
  • 費用:約3,000円(保険適用)

2. 医療機関での「精密検査(PSG)」

  • 一泊入院で脳波・心電図・呼吸状態などを詳細に記録
  • 最も正確な診断が可能

無呼吸低呼吸指数(AHI)で重症度を判定:

  • AHI 5未満:正常
  • 5〜15:軽症
  • 15〜30:中等症
  • 30以上:重症

💊 治療法いろいろ

1. CPAP療法(シーパップ)

  • 鼻マスクから空気を送り、気道を開いたままに保つ
  • 無呼吸やいびきを劇的に改善
  • 保険適用:AHI 20以上で適用/月額5,000円前後
  • 小型軽量・旅行にも持参OK

「最初は違和感があったけど、今ではCPAPなしでは眠れない!」という方も多数。


2. マウスピース療法(口腔内装置)

  • 下顎を前に出し、気道を広げる
  • 軽症〜中等症、CPAPが合わない方におすすめ
  • 歯科医院で作製(保険適用)

3. 外科的治療

  • 扁桃腺肥大、鼻中隔の歪みなどを手術で改善
  • 小児や重度の鼻づまりがある方に適応

4. 生活習慣の見直し

  • 減量(体重10%減で無呼吸が約半減)
  • 飲酒・喫煙を控える
  • 横向き寝の習慣化(抱き枕も有効)
  • 睡眠薬の使用は要相談
  • 鼻づまりの治療(アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎)

🏥 森川内科クリニックのSAS診療

🌟 当院の特徴

  1. 簡易検査の実施:自宅で手軽に
  2. CPAP導入サポート:マスク調整・使い方指導・データ確認
  3. マウスピース療法紹介:連携歯科をご案内
  4. 生活習慣アドバイス:体重・睡眠衛生指導・禁煙支援
  5. 合併症の管理:血圧・血糖のコントロール
  6. 精密検査の紹介:専門医療機関と連携
  7. 家族へのサポート:周囲の不安にも丁寧に対応

🗓 診療の流れ

  1. 初診:問診 → 簡易検査のご案内
  2. 検査結果説明 → 治療提案(CPAP、マウスピースなど)
  3. 治療開始 → フォローアップ(月1回)

🧑‍⚕️ こんな方は、ぜひ一度ご相談を

  • 家族に「いびきがすごい」と言われた
  • 運転中に眠くなったことがある
  • 朝、頭痛や疲労感がある
  • 昼間の眠気が強い
  • 高血圧や糖尿病がある
  • CPAP療法に興味がある・続けられるか不安

🌟 質の良い睡眠で、人生が変わる

「朝、すっきり起きられるようになった!」
「仕事に集中できるようになった!」
「家族に感謝された!」

SASの治療は、あなた自身だけでなく、大切な人の安心にもつながります。


📞 お問い合わせ・ご予約はこちらから

医療法人 煌仁会 森川内科クリニック

お電話・Web予約、どちらでも承っております。

https://ssl.fdoc.jp/reserve/subjectlist/index/cid/s2552911?SITE_CODE=hp

06-6439-7337

初診の方もお電話でのご予約が可能です。
駐車場も完備しておりますので、お車でのご来院も安心です。

※CPAP治療は毎月の定期受診が必要です(保険適用条件)。
※ご家族からのご相談も歓迎です。


「いびきだけ」と侮らず、まずは検査から始めてみませんか?
森川内科クリニックが、あなたの「眠れる幸せ」を取り戻すお手伝いをします。

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