🍳『「最近、お肉や魚を食べていますか?」筋肉を落とさないための“ちょい足し”食事術』
「もう歳だし、あっさりした食事の方が体に良さそう」
「お肉なんて、食べなくても大丈夫」――
そんなふうに思って、野菜中心の“ヘルシーな食生活”に偏っていませんか?
もちろん、野菜をたくさん摂ることは大切なことです。
でも実は、年齢を重ねた今こそ、“しっかり食べる”ことがとても大切なのです。
「えっ、そうなの?」と驚かれる方も多いかもしれませんね。
今日は、**筋肉を落とさずに、元気な体を保つための“ちょい足し食事術”**をご紹介します。
🏃♀️なぜ年齢を重ねた今こそ、お肉やお魚が大切なの?
年齢とともに、筋肉はどうしても減っていくものです。
この現象は**“サルコペニア”**とも呼ばれ、誰にでも起こり得ます。
筋肉が減ると――
- 歩くのがつらくなる
- 階段の昇り降りがしんどくなる
- 転びやすくなる
さらに進行すると、寝たきりのリスクさえ高まってしまいます。
では、筋肉を保つにはどうしたらいいのでしょうか?
答えはシンプル。“タンパク質”をしっかり摂ることです。
タンパク質は、筋肉の材料になる栄養素。
お肉・お魚・卵・豆腐・チーズ・ヨーグルトなど、身近な食材に豊富に含まれています。
「もう、粗食で十分」ではなく、
“食べなさすぎ”がかえって体を弱らせてしまうということを、ぜひ覚えておいてくださいね。
🍽️今日からできる!“ちょい足し”食事術
「お肉は重たくて苦手…」
「たくさんは食べられないわ…」
そんな方でも大丈夫。ちょっとした“ひと工夫”で、自然にタンパク質を取り入れることができます。
🥚1. 朝ごはんに卵をプラス
目玉焼き、ゆで卵、卵焼き、茶碗蒸し…。
卵は“完全栄養食”とも言われる、バランスの良いタンパク源です。
焼くだけ・茹でるだけで手間も少なく、柔らかくて食べやすいのも嬉しいポイント。
朝の1品にぜひ加えてみてください。
🥣2. お味噌汁に豆腐や油揚げを“ちょい足し”
普段のお味噌汁に、豆腐や油揚げをひとつまみ。
これだけで、立派なタンパク質メニューに早変わり!
納豆を一日一パック加えるのも◎。
「これならすぐできそう」と思っていただけるのではないでしょうか。
🧀3. おやつタイムにヨーグルトやチーズを
甘いお菓子の代わりに、ヨーグルトやチーズを選んでみるのもおすすめです。
特に、きな粉をかけたヨーグルトは、風味も良く、タンパク質を“ダブルで”摂れる優秀なおやつになりますよ。
🥩お肉やお魚も、食べやすく工夫すれば大丈夫!
「お肉は硬くて、噛むのが大変…」という方も多いですが、
調理法次第で、驚くほど食べやすくなります。
- ひき肉料理(鶏そぼろ・肉豆腐・ミートボールなど)
- やわらかく煮た煮魚
- お刺身やツナ缶など、そのまま食べられる魚介類
サラダにツナをのせるだけでも、栄養バランスがグンとアップします。
「硬くて無理」ではなく、「どうすれば食べやすくなるか」に目を向けてみましょう。
📏どれくらい食べたらいいの?
目安は1食あたり、手のひらサイズのお肉や魚一切れ、または
- 卵1個
- 豆腐半丁
- 納豆1パック
といった、**「小さな一品」**です。
一度に全部を食べる必要はありません。
朝・昼・晩に分けて、“少しずつでも”取り入れることが大切です。
「そんなに食べられない…」という方は、
まずは朝食に卵を加えるところからスタートしてみてくださいね。
👣「食べること」は、元気を続けるための基本です
「もう歳だから、食べなくても平気」ではありません。
むしろ、歳を重ねたからこそ、“食べること”が健康の土台になるのです。
筋肉を保てれば、足腰もしっかり。
自分の足で歩けることは、
- 好きな場所へ出かけられる
- お友達と会える
- 外の空気を楽しめる
――そんな**“自分らしく生きる力”につながっていきます。**
🌸まずは「今日の夕ごはん」に、一品プラスしてみませんか?
食事は、我慢するものではなく、楽しみながら体をつくるもの。
「これなら私にもできそう」と思っていただけたなら、もう第一歩は踏み出せています。
まずは今夜のメニューに、卵を一つ、お豆腐をひと口、ツナを一さじ。
それだけで、体はきっと応えてくれます。
🏥食事に関するお悩みも、お気軽にどうぞ
「最近、食欲がわかない」
「何を食べたらいいのか分からない」
そんなときは、どうぞ遠慮なくクリニックへご相談ください。
私たちは、食事も、健康の大事な“治療”のひとつと考えています。
一緒に、無理なく続けられる方法を見つけていきましょう。
あなたの元気な毎日を、これからも一緒に守っていきます。

