シリーズ第7回

あなたの「心」、元気ですか?

医療法人煌仁会 森川内科クリニック
理事長 森川 髙司


🧠 今、あなたの「心」は元気ですか?

  • 「体は元気だけど、心は…どうだろう?」
  • 「病気じゃないけど、なんとなく疲れている…」

そんなふうに感じたこと、ありませんか?


健康診断では、血圧・血糖・コレステロールなど体の健康は測れても、
心の健康は、測れません。

そのため、多くの人が「心の不調」に気づかず、我慢してしまっているのです。


🧭 まずはチェック!「心の健康度」

✅ 過去2週間を振り返って、当てはまる項目にチェックしてください。


【気分】

  • □ 気分が落ち込む・憂うつ
  • □ 何をしても楽しくない
  • □ 自分を責めてしまう
  • □ 生きているのが辛いと感じる

合計:   個


【不安】

  • □ 心配や不安が止まらない
  • □ イライラが続く
  • □ リラックスできない
  • □ じっとしていられない

合計:   個


【体の症状】

  • □ 眠れない/寝すぎる
  • □ 食欲がない/食べすぎる
  • □ 疲れやすい・だるい
  • □ 頭痛・肩こり・胃の不快感

合計:   個


【行動】

  • □ 集中できない
  • □ 決断できない
  • □ 人と会いたくない
  • □ 外出したくない

合計:   個


🧮 【合計】  /16個


🧾 判定:あなたの心の健康は?

合計数判定
0〜2個健康 → 心の状態は良好です!
3〜5個やや不調 → ストレスがたまっています。セルフケアを始めましょう。
6〜9個不調 → 心の不調が進行中。早めに専門家へ相談を。
10個以上要注意 → うつ病などの可能性。すぐに専門医へ!

💬 Lさんのケース

Lさん(42歳・女性)

  • 3ヶ月前から、なんとなく「調子が悪い」
  • 疲れやすい、眠れない、食欲がない
  • 何をしても楽しくない

内科では「異常なし」。
「気のせいかな…」と我慢していたら、ある朝起き上がれなくなった

→ 心療内科でうつ病と診断。

「もっと早く相談していれば…」


心の不調は「気のせい」ではなく、“病気”です。


🌱「心の健康」とは?

世界保健機関(WHO)の定義:

「自分の能力を発揮し、ストレスに対処し、生産的に働き、社会に貢献できる状態」

つまり、

  • 自分らしく生きられる
  • ストレスとうまく付き合える
  • 人とつながれる
  • 働く・暮らす力がある

これが心の健康です。


🛠 心の健康を保つ「5つの柱」


【1】🛌 十分な睡眠

  • 7〜8時間の質の良い睡眠が理想
  • 睡眠不足 → イライラ・不安・うつのリスクUP!

【2】🥗 バランスの良い食事

心に良い栄養素:

栄養素食材効果
トリプトファンバナナ・乳製品・大豆セロトニン(幸せホルモン)を作る材料
オメガ3脂肪酸青魚うつ病予防
ビタミンB群豚肉・玄米神経の働きを整える
鉄分レバー・赤身肉不足でうつ症状悪化

避けたいもの:

  • 糖分が多すぎる食事
  • カフェイン過多
  • アルコールの過剰摂取

【3】🏃‍♀️ 適度な運動

  • 運動は最高の抗うつ薬
  • 幸せホルモン(セロトニン)が増える

おすすめ:

  • ウォーキング(週3回・30分)
  • ヨガ、太極拳、ダンスなど

【4】🤝 人とのつながり

  • 家族や友人と話す
  • 趣味サークルやボランティアに参加
  • オンラインでもOK

「話すこと」だけで、心が軽くなります。


【5】🧘 ストレスの管理

  • 入浴、音楽、読書などでリラックス
  • 深呼吸や瞑想
  • 完璧主義を手放す
  • 趣味の時間を大切に

🚨 心の不調のサインを見逃さないで

🧍‍♀️ 体のサイン

  • 寝つけない、寝すぎる
  • 食欲が乱れる
  • だるさ、倦怠感
  • 頭痛・肩こり・胃の不快感

😟 心のサイン

  • 気分が落ち込む
  • 楽しいと感じない
  • イライラ、不安が続く
  • 自分を責める
  • 死にたいと思う

🚶‍♂️ 行動のサイン

  • 外出したくない
  • 人と会いたくない
  • 仕事や家事が手につかない
  • 遅刻・欠勤・ミスが増える

これらが3つ以上、2週間以上続くなら、受診を!


❗ うつ病は「誰でもなる病気」です

  • 日本人の約15人に1人が経験
  • 環境の変化、ストレス、出産後などがきっかけに

うつ病は、「心が弱い人の病気」ではありません。
誰にでも起こり得るのです。


🌞 Mさんの回復ストーリー

Mさん(38歳・男性)

  • 朝起きられない
  • 何も楽しくない
  • 自分を責めてしまう

診断:うつ病
治療:

  • 抗うつ薬
  • カウンセリング
  • 生活習慣の見直し
  • 日光浴・ウォーキング

半年後:

  • 症状改善、仕事復帰
  • 「毎日が楽しい」と感じられるように

うつ病は、治ります。早めの受診が大切です。


🏥「心療内科」は怖くない!

  • 恥ずかしいことではありません
  • 内科と同じように受診すべきものです

治療内容:

  • カウンセリング
  • 必要最小限の薬(減薬・中止も可能)
  • 認知行動療法
  • 生活習慣の見直し

🧘‍♀️ 心のセルフケア10選


✅ 1. マインドフルネス(今ここに意識を)

  • 呼吸に集中するだけでOK
  • 5分間の「心の休憩」

✅ 2. ネガティブ思考に「ストップ!」

  • 「失敗したら…」→「大丈夫。次がある」
  • 思考のクセを変えると、気持ちも変わる

✅ 3. 感謝日記

  • 毎晩、感謝・よかったことを3つ書く
    → 前向きな心を育てる習慣に

✅ 4. 自然とふれあう

  • 公園、花、木、海、山
    → 週1回でも◎

✅ 5. 笑う!

  • お笑いを見る
  • 友達と話す
  • 作り笑いでも効果あり

✅ 6. 好きなことリスト

  • 書き出す+毎日1つ実行

✅ 7. 「NO」と言う勇気

  • 無理なお願いは断ってOK
  • 自分を守る「セルフバウンダリー」

✅ 8. デジタルデトックス

  • スマホ・SNSと距離を取る
    → 寝る前1時間はスマホ禁止がおすすめ

✅ 9. 完璧を手放す

  • 100点じゃなくていい
  • 80点で「よくやった!」

✅ 10. 専門家に相談

  • 自分を守るために、1人で抱え込まない

👨‍👩‍👧‍👦「家族の心」にも気を配って

以下のようなサインがあれば、そっと声をかけましょう。

  • 元気がない
  • 食事や睡眠の乱れ
  • イライラ
  • 部屋にこもる
  • 「死にたい」と口にする

声かけ例:

「最近元気ないけど、大丈夫?」
「話、聞くよ」


一言が、命を救うこともあります。


🚨こんな時はすぐに相談を

  • 気分の落ち込みが2週間以上続く
  • 死にたいと思う
  • 眠れない日が続く
  • パニック発作(動悸・息苦しさ・恐怖感)
  • 現実感がなくなる
  • 幻覚・妄想
  • アルコール・薬物依存

📞 すぐ相談できる場所

  • こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
  • いのちの電話:0570-783-556
  • 緊急時は救急車(119)もためらわずに

📘 Nさんのセルフケア実践記録

Nさん(50歳・男性) 心の健康度:7個 → 不調判定

症状:

  • イライラ
  • 眠れない
  • 疲れやすい

対応:

  • 専門医に相談(軽い抗不安薬)
  • 毎朝:瞑想+深呼吸
  • 毎日:ウォーキング+音楽
  • 毎晩:感謝日記+ストレッチ+スマホオフ

3ヶ月後:

  • 心の健康度:2個(健康)に改善!
  • 「よく眠れる」「イライラが消えた」
  • 薬は1ヶ月で中止

❤️ 最後に

あなたの「心」は、今どんな状態ですか?

  • 気分は前向きですか?
  • 毎日を楽しめていますか?
  • 人とつながれていますか?
  • ストレスを上手に手放せていますか?

もし「NO」が多いなら、今日から心のケアを。


  • 心の健康は「気の持ちよう」ではありません
  • 正しい知識とケアで、改善できます
  • 一人で抱えないでください

📣 次回は最終回!

シリーズ第8回

「あなたの『未来』、どこへ向かっていますか?」
〜人生のビジョンと健康のつながりについて考えます〜


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06-6439-7337


ストレス・不眠・心の不調を感じたら、お気軽にご相談ください。
必要に応じて、専門医をご紹介いたします。
あなたの「心の健康」を一緒に守りましょう。

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