「【尼崎・塚口】通院がつらくなってきた…訪問診療へ切り替えるタイミングとは?」

「以前は一人で病院へ行けていたのに、最近は付き添いが必要になった」
「診察を受けるだけなのに、帰宅するとぐったり疲れている」
「離れて暮らしているので、毎回通院に付き添うのが難しい」
ご高齢の方がいるご家庭では、このような変化を感じることがあります。
特に9月は残暑が続く一方、朝晩との気温差も大きくなってくる時期です。
また、敬老の日をきっかけに久しぶりに親御さんと会い、
「以前より歩くのが大変そう」
「病院へ行くだけでかなり疲れている」
と気づく方もいらっしゃるのではないでしょうか。
通院すること自体が難しくなってきた場合、医療を継続するための選択肢の一つとなるのが訪問診療です。
尼崎市・塚口の医療法人煌仁会 森川内科クリニックでは、通院が困難になった患者様が住み慣れた場所で療養を続けられるよう、訪問診療についてのご相談を承っています。
この記事では、訪問診療とはどのようなものなのか、どのようなタイミングで相談すればよいのか、ご本人・ご家族に確認していただきたいポイントについて解説します。
訪問診療とは?
訪問診療とは、通院が困難な患者様に対して、医師がご自宅や入居施設などを定期的に訪問し、計画的に診療を行う仕組みです。
「体調が悪くなったときだけ医師に来てもらう」というものではありません。
患者様の病気や身体状況に応じて診療計画を立て、定期的に診察しながら、在宅での療養生活を支えていきます。
例えば、
- 慢性疾患の診察
- 服薬状況の確認・調整
- 血圧や全身状態の確認
- 療養生活についての相談
など、患者様の状態に応じた継続的な医学管理を行います。
「訪問診療」と「往診」は同じではありません
訪問診療と混同されやすいものに「往診」があります。
訪問診療は、あらかじめ診療計画を立て、定期的に医師が訪問する医療です。
一方、往診は、患者様からの求めなどに応じて、必要なときに医師が訪問して診療を行うものです。
どちらも自宅などで診察を受ける点は同じですが、役割が異なります。
継続的な医療が必要であり、通院が難しくなっている方の場合には、定期的な訪問診療が選択肢になります。
「まだ通院できる」段階から今後について相談しておく
訪問診療というと、
「完全に寝たきりになってから利用するもの」
というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
しかし、実際には突然その日が来るとは限りません。
例えば、
- 歩ける距離が少しずつ短くなってきた
- 一人での通院が難しくなった
- 家族の付き添いが必要になった
- 通院後の疲労が以前より強くなった
- 外出そのものを嫌がるようになった
など、少しずつ変化していくことがあります。
訪問診療の対象となるのは原則として通院が困難な方ですが、実際に通院できなくなってから慌てて医療機関を探す必要はありません。
「このまま通院を続けるのは難しくなるかもしれない」
と感じた段階から、ご本人・ご家族・主治医・ケアマネジャーなどで今後について相談しておくことは大切です。
通院の負担が治療継続の妨げになることも
高血圧や糖尿病などの慢性疾患では、定期的な診察や服薬など、継続して治療を受けることが重要です。
ところが、通院そのものがつらくなると、
「今日は体調が悪いから病院へ行くのをやめよう」
「家族に毎回付き添ってもらうのが申し訳ない」
「薬がなくなったけれど、病院に行くのが大変だから次まで待とう」
といったことが起こる場合があります。
その結果、受診の間隔が空いたり、必要な治療を続けにくくなったりする可能性があります。
大切なのは、
「病院まで行けるかどうか」だけではなく、「無理なく治療を続けられているか」
という視点です。
ご家族に気づいてほしい「通院がつらくなってきたサイン」
ご本人は、
「まだ大丈夫」
「迷惑をかけたくない」
と考え、通院のつらさをあまり口にしないことがあります。
ご家族から見て、次のような変化がないか確認してみましょう。
□ 一人で病院へ行くのが難しくなった
□ 杖や歩行器が必要になった
□ 外出する機会が以前より減った
□ 通院した日は帰宅後に長時間横になっている
□ 病院へ行くのを嫌がるようになった
□ 受診日を延期することが増えた
□ 薬が切れてしまうことがある
□ 家族の付き添いがなければ通院できない
□ 転倒への不安が強くなった
□ 認知機能の低下などにより一人での受診が難しくなった
複数の項目が当てはまる場合には、今後の診療方法について一度主治医や医療機関へ相談してみてもよいでしょう。
訪問診療を検討する3つの目安
① 一人で通院することが難しくなった
以前は一人で通院できていたものの、
「歩行が不安定になってきた」
「公共交通機関を使うのが難しくなった」
「必ず家族の付き添いが必要になった」
といった変化が出てきた場合です。
通院が困難な状態に該当するかどうかは、患者様の身体状況や生活環境などを踏まえて医師が判断します。
② 通院そのものが身体の大きな負担になっている
病院まで移動して診察を受け、薬を受け取って帰宅するまでには、想像以上に体力を使うことがあります。
例えば、
「受診した日は帰宅するとぐったりしている」
「病院へ行くためだけに一日がかりになる」
「移動や待ち時間への負担が大きい」
という状態が続いている場合は、今後の医療の受け方を見直すきっかけになります。
③ 慢性疾患の治療を継続したいのに通院が難しい
高血圧、糖尿病、心疾患、呼吸器疾患など、慢性疾患をお持ちの方では、継続的な医学管理が必要になる場合があります。
しかし、身体的な理由などから通院そのものが難しくなると、必要な診療を継続できなくなることがあります。
そのような場合にも、訪問診療が選択肢となることがあります。
秋は高齢のご家族の「通院方法」を見直す機会に
9月は夏の暑さによる疲れが残る一方、季節の変わり目でもあります。
その先には、気温がさらに下がる秋から冬が待っています。
今は何とか通院できていても、
「寒くなってからも一人で通えるだろうか」
「雨の日はどうするのだろう」
「体調が悪い日に病院まで連れて行けるだろうか」
と心配になることもあるでしょう。
体調を崩してから慌てて方法を探すのではなく、比較的落ち着いているうちに、
- ご本人
- ご家族
- 主治医
- ケアマネジャー
- 訪問看護師
など、在宅療養に関わる方々と今後について話し合っておくことも大切です。
敬老の日などに親御さんと会う機会があれば、
「最近、病院まで行くのは大変じゃない?」
と尋ねてみるのもよいでしょう。
森川内科クリニックの訪問診療
医療法人煌仁会 森川内科クリニックでは、尼崎市・塚口周辺で在宅診療・訪問診療についてのご相談を承っています。
訪問診療では、医師だけですべてを支えるわけではありません。
患者様の状態や療養環境に応じて、
- ケアマネジャー
- 訪問看護
- 介護サービス
- 薬局
- 他の医療機関
など、在宅療養に関わる多職種との連携も重要になります。
「現在の主治医から訪問診療へどのように切り替えればよいか分からない」
「介護サービスを利用しているので、ケアマネジャーと相談しながら決めたい」
「離れて暮らしている親について相談したい」
「担当している利用者様について訪問診療を相談したい」
という場合も、まずはお問い合わせください。
患者様の身体状況や療養環境、当院の診療体制などを確認したうえで、訪問診療の対象となるかどうかや今後の進め方をご案内します。
現在の主治医から訪問診療へ切り替えるには?
「今まで診てもらっていた先生がいるので、どうすればよいか分からない」
というご相談もあります。
訪問診療へ移行する際には、これまでの病気や治療内容、服用している薬、検査結果などの情報が重要です。
必要に応じて現在の主治医から診療情報を提供してもらい、これまでの治療内容を確認しながら在宅での診療へつなげていきます。
すでにケアマネジャーがいる場合には、ケアマネジャーへ、
「通院が難しくなってきたので、訪問診療を検討したい」
と相談することも一つの方法です。
離れて暮らす親御さんについての相談も
親御さんと離れて暮らしている場合、
「受診のたびに仕事を休んで付き添うのが難しい」
「最近、本当に一人で通院できているのか心配」
「薬をきちんと飲めているのか分からない」
といった悩みが出てくることがあります。
帰省したときに、
- 歩行が以前より遅くなった
- 家からほとんど出なくなった
- 薬が大量に残っている
- 通院予定を忘れている
- 病院へ行くこと自体を負担に感じている
などの変化に気づいた場合は、今後の医療体制について話し合うきっかけにしてみてください。
ケアマネジャーの方からのご相談も承ります
在宅療養では、医療と介護の連携が非常に重要です。
担当されている利用者様について、
「外来通院が難しくなってきた」
「家族の付き添いだけでは受診継続が難しい」
「定期的な医学管理が必要だが、外来へ通えなくなってきた」
といった場合には、訪問診療が利用できるかご相談ください。
患者様やご家族、ケアマネジャーなど関係者と情報を共有しながら、在宅療養を支える方法を検討します。
「まだ早いかな」と思ったときこそ今後について相談を
訪問診療について考え始めても、
「本人はまだ何とか病院へ行けているから」
「訪問診療をお願いするほどではないのでは」
「どのタイミングで相談すればいいのか分からない」
と迷われるご家族は少なくありません。
訪問診療は、原則として通院が困難になった方を対象とする医療です。
一方で、
「完全に通院できなくなるまで、何も準備しない」
必要はありません。
体調や生活状況は少しずつ変化します。
「近いうちに通院が難しくなりそう」
「家族だけで支えるのが難しくなってきた」
と感じた段階から、今後の診療方法について相談しておくことができます。
大切なのは、ご本人が無理なく必要な医療を受け続けられる環境を考えることです。
まとめ|尼崎・塚口で通院が難しくなってきたら訪問診療をご相談ください
訪問診療は、通院が困難な患者様に対して、医師がご自宅や入居施設などを定期的に訪問し、計画的に診療を行う医療です。
次のような変化がある場合には、今後の診療方法について考えるタイミングかもしれません。
- 一人で通院することが難しくなった
- 家族の付き添いが必要になった
- 通院後の疲労が非常に強い
- 外出そのものが難しくなってきた
- 通院できず薬が切れることがある
- 慢性疾患の治療を継続したいが通院が難しい
「まだ訪問診療は早いのでは?」
と迷っている段階でも、今後について相談することはできます。
尼崎市・塚口周辺で、ご本人の通院が難しくなってきたと感じているご家族、離れて暮らす親御さんの通院について心配されている方、担当されている利用者様の訪問診療を検討しているケアマネジャーの方も、医療法人煌仁会 森川内科クリニックへご相談ください。
ご本人の身体状況や生活環境を伺いながら、今後の診療について一緒に考えてまいります。
※訪問診療は、疾病や身体状況などにより通院が困難な患者様を対象に、医師の判断のもと実施します。
※訪問診療の対象、訪問可能地域、診療内容、訪問頻度、緊急時の対応などは、患者様の状態や当院の診療体制によって異なります。詳しくはお問い合わせください。
※本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、個々の患者様への診断・治療を目的とするものではありません。

