夜中に何度も目が覚めるのはなぜ?眠りが浅くなる原因
はじめに:夜中に目が覚めてしまうことはありませんか?
「夜中に何度も目が覚める」
「トイレで起きたあと眠れない」
「ぐっすり眠った感じがしない」
このようなお悩みはありませんか?
夜中に目が覚めることは、
中途覚醒(ちゅうとかくせい)
と呼ばれます。
年齢とともに増えることがある症状です。
しかし、生活習慣を整えることで改善できることもあります。
今回は、夜中に目が覚める原因について分かりやすくご説明します。
年齢とともに眠りは浅くなります
年齢とともに、
深い眠りの時間が短くなる
といわれています。
そのため、
- 少しの物音
- 温度の変化
- 体の違和感
といった小さな刺激でも目が覚めやすくなります。
これは多くの方にみられる自然な変化です。
夜中に目が覚める主な原因
いくつかの原因があります。
夜間のトイレ
夜中に尿意を感じて目が覚めることがあります。
高齢になると夜間頻尿が増えやすく、
睡眠の妨げになることがあります。
眠りの質の変化
加齢によって眠りが浅くなるため、
途中で目が覚めやすくなります。
昼寝の影響
長時間の昼寝は夜の睡眠に影響することがあります。
昼寝をする場合は30分以内を目安にしましょう。
寝る前の生活習慣
寝る直前までテレビやスマートフォンを見ると、
光の刺激によって眠りが浅くなることがあります。
ストレスや心配ごと
不安や心配ごとがあると、
夜中に目が覚めやすくなることがあります。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠中に呼吸が止まる病気です。
- 大きないびき
- 日中の強い眠気
- 朝の頭痛
などを伴うことがあります。
夜中に何度も目が覚める原因になることがあります。
何回起きると問題なのでしょうか?
夜中に1〜2回程度目が覚めることは珍しくありません。
回数だけで判断するのではなく、
- 日中に強い眠気がある
- 疲れが取れない
- 生活に支障が出ている
かどうかが大切です。
眠りを整える工夫
できることから始めてみましょう。
寝る前の水分を控えめにする
就寝直前の大量の水分は、
夜間のトイレにつながることがあります。
ただし、日中の水分はしっかりとりましょう。
昼寝は短めにする
昼寝をする場合は、
30分以内を目安にしましょう。
寝る前はゆっくり過ごす
読書や音楽など、
リラックスできる時間をつくりましょう。
寝室の環境を整える
- 明るすぎない
- 暑すぎない
- 寒すぎない
快適な環境づくりも大切です。
眠れないことを気にしすぎない
途中で目が覚めることは珍しいことではありません。
時計を何度も見たり、
「早く眠らなければ」と考えたりすると、
かえって眠りにくくなることがあります。
こんな場合はご相談ください
次のような場合はご相談ください。
- 夜中に何度も目が覚める
- 眠った感じがしない
- 日中の眠気が強い
- いびきを指摘される
- 疲れが取れない
睡眠の問題の背景に、
病気が隠れていることもあります。
森川内科クリニックでできること
夜中に目が覚める状態が続く場合もご相談ください。
生活習慣の見直しや体調の確認を行い、
必要に応じて治療をご提案いたします。
安心して続けられる方法を一緒に考えていきます。
まとめ:眠りは年齢とともに変化します
夜中に目が覚めることは、
年齢とともによくみられる変化の一つです。
しかし、
生活習慣を整えることで改善できることもあります。
- 夜中に何度も目が覚める
- 眠った感じがしない
- 日中もつらい
このような場合はご相談ください。
森川内科クリニックでは、睡眠についてのご相談も受け付けています。
安心して過ごせる毎日を大切にしていきましょう。
執筆者プロフィール
森川 髙司
医療法人煌仁会 森川内科クリニック 理事長
専門:内科・消化器内科・呼吸器内科
地域の皆様の健康寿命延伸のため、生活習慣病の予防・改善指導に力を入れています。

