運動不足が便秘の原因に?腸を動かすために大切な習慣
はじめに:体を動かす機会が減っていませんか?
「最近あまり歩かなくなった」
「家で過ごす時間が増えた」
「外出することが少なくなった」
このようなことはありませんか?
実は、
運動不足
も便秘の原因になることがあります。
腸は、体を動かすことで働きやすくなります。
今回は、運動と便秘の関係について分かりやすくご説明します。
腸の動きと体の動きは関係しています
腸は、食べ物をゆっくりと運びながら便を作っています。
しかし、体を動かす機会が少ないと、
腸の動きもゆっくりになりやすい
といわれています。
その結果、
- 便が腸の中に長くとどまる
- 水分が吸収されて硬くなる
- 便が出にくくなる
といった状態につながります。
運動が便通に役立つ理由
体を動かすことで、
お腹の筋肉や腸の周囲の筋肉が働きます。
その刺激によって腸の動きが活発になり、
便が出やすくなることがあります。
また、運動には
- 食欲を改善する
- 生活リズムを整える
- ストレスを軽減する
といった効果も期待できます。
これらも便通に良い影響を与えます。
腹筋の低下も関係しています
便を出すときには、
お腹に力を入れる筋肉(腹筋)
も使われています。
年齢とともに筋力が低下すると、
便を押し出す力も弱くなります。
そのため、
- 便が出にくい
- 残便感がある
といった症状につながることがあります。
高齢の方は特に注意が必要です
活動量が少なくなると、
便秘が起こりやすくなります。
特に
- 外出の機会が減った
- 入院後に活動量が減った
- 家で過ごす時間が長くなった
という方は注意が必要です。
寝ている時間が長くなると、腸の動きも弱くなりやすくなります。
難しい運動は必要ありません
激しい運動をする必要はありません。
大切なのは、
無理なく続けること
です。
おすすめの運動
散歩
もっとも取り入れやすい運動です。
目安は
1日15〜20分程度
です。
体調に合わせて無理なく行いましょう。
朝の散歩は生活リズムを整え、便通改善にも役立つことがあります。
軽い体操
ご自宅でも簡単に行えます。
例えば
- 背伸び
- 足踏み
- 椅子からゆっくり立ち上がる
などです。
安全な範囲で行いましょう。
家事も立派な運動です
日常生活の動作も体を動かす機会になります。
例えば
- 掃除
- 洗濯
- 買い物
なども十分な活動になります。
できる範囲で続けることが大切です。
無理をしないことが大切です
体調に合わせて行いましょう。
急に運動量を増やす必要はありません。
少しずつ習慣にすることが大切です。
フレイル予防にもつながります
体を動かすことは、
筋力低下の予防
にもつながります。
便秘対策だけでなく、
- 転倒予防
- 体力維持
- フレイル予防
にも役立ちます。
森川内科クリニックでできること
便秘が続く場合もご相談ください。
生活習慣について一緒に考えながら、無理なく続けられる方法をご提案いたします。
必要に応じてお薬による治療も行います。
まとめ:少し体を動かすことが大切です
腸は体を動かすことで働きやすくなります。
特別な運動は必要ありません。
- 散歩
- 軽い体操
- 家事
など、できることから始めてみましょう。
無理なく続けることが便秘改善につながります。
「最近便秘が続いている」
「運動不足が気になる」
そのような場合は、森川内科クリニックへお気軽にご相談ください。
安心して過ごせる毎日を大切にしていきましょう。
執筆者プロフィール
森川 髙司
医療法人煌仁会 森川内科クリニック 理事長
専門:内科・消化器内科・呼吸器内科
地域の皆様の健康寿命延伸のため、生活習慣病の予防・改善指導に力を入れています。

